PCが起動するまで
①PCの電源を入れる
②マザーボードのBIOS(Basic Input Output Subsystem)が起動する ※BIOSは周辺機器との間の入出力を制御するためのプログラム
③このときBIOSは、ハードウェアリセットの割り込みが発生したものとして、あらかじめ設定されているメモリアドレスから、プログラムをはじめようとします。
④CPUはプログラムにしたがってコンピュータの調査・初期化を行う
⑤周辺機器とマザーボードの初期化を行う
⑥OSがインストールされているディスクからプログラムを起動する
⑦必要なプログラムの起動が終わるとOSが起動する
ブートプロセス(カーネル~init)
カーネル ①メモリの初期化、CPU、記憶装置など各種ハードウェアの設定をする
②事前に必要なデバイスドライバをロードする
③読み取り専用でパーティションをマウントし、未使用メモリを開放する
④/sbin/initを実行する
/sbin/init
①/etc/rc.d/rc.sysinitスクリプトを実行し、システムの初期設定を行
②rc.sysinitスクリプトから/etc/rc.d/init.d/functionsスクリプト実行
③ランレベルに合せてサービスを起動
④ランレベル5では、/etc/X11/prefdmスクリプトを実行し、Xウィンドウマネージャを起動します。これで一連の起動シーケンスが完了。