ディストリビューションは英語でDistributionで、分布や流通という意味
RedHat系
Linux界隈では有名なRedHat社が開発している有償のディストリビューションだ。有償ということもあって、わかりやすく「仕事」というイメージが付いている。
Debian系
Debianはボランティアが中心になって開発を進めているディストリビューションだ。ユーザフレンドリーな考え方があって、色々な点で親切になっている。
wikiから引用
- Debian は 100% フリーソフトウェアであり続けます
- 私たちはフリーソフトウェアコミュニティにお返しをします
- 私たちは問題を隠しません
- 私たちはユーザとフリーソフトウェアを大切にします
- 私たちのフリーソフトウェア基準に合致しない著作物について
Slackware系
公式に配布されている状態が一つの完成系となっており、それ以降のソフトウェアの追加導入やそれに依存するライブラリの管理などはユーザーの操作・判断に依存する部分が大きく、RedHat系やDebian系と比べると初心者がいきなり扱うのには難しいディストリビューションという印象がある。そのためこの後の「初心者にオススメのディストリビューション」には入って来ない。
ディストリビューションの構成例
- Linuxカーネル
- 必須なツールやユーティリティやライブラリ util-linux(en:Util-linux) GNU Core Utilities Bourne Shell 互換シェル(他のシェルと違い /bin/sh として必須である) Unixシェル ** glibc
- 起動に必要なもの init /etc などの基本的なファイル群
- コンパイラ等 GNU Binutils (binutils) GCC
- 各種の設定を行うソフト
- スクリプト言語(sed, awk, etc)
- GUI関係 X11のフリーな実装であるXFree86、XOrg デスクトップ環境としてGNOME、KDE、Xfce ** ウィンドウマネージャ
- デスクトップ向けアプリケーション ウェブブラウザ 電子メールクライアント テキストエディタ オフィススイート マルチメディア ゲーム
- サーバ向けアプリケーション メールサーバ Webサーバ ** データベース管理システム
- ソフトウェア開発向けアプリケーション ** 多数のコンピュータ言語開発環境