地方エンジニアの学習日記

興味ある技術の雑なメモだったりを書いてくブログ。たまに日記とガジェット紹介。

【Linux】UDPのMapping Refresh

UDPでのルーターのNATテーブルの圧迫の話。自分の家もまさに該当しそうなので調べてみた。

datatracker.ietf.org

カーネルパラメータの設定だとnf_conntrack_udp_timeout_streamあたりが該当するらしい。120sがデフォルトなのでQUICで大量にブラウジングすると結構溜まっていきそう。

nf_conntrack_udp_timeout_stream - INTEGER (seconds)
    default 120

    This extended timeout will be used in case there is an UDP stream
    detected.

https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/nf_conntrack-sysctl.txt

netstatで見てみた

googleのページに繋いでルータから接続情報を出力してみた。確かにudpで接続している。UNREPLIEDフラグはこのパケットに対する返答はまだ一度も行われていないことを示しているらしい。パケットが返ってくるとASSUREDになるらしい。どれくらいで消えるのかは自宅のルーターでは判断できなかった。(パラメータを見る限りは120秒にはなっていた)

NATed Address                            Destination Address                      State 
udp   192.168.1.121:61684                      172.217.175.67:443                       UNREPLIED