今年もスタッフをやっていました。去年と違って役割的なものはなかったので当日は廊下をフラフラしたりセッションを見たりサイン会を突発でやったりスポンサーブースにとつったりをしていました。その中で気づいたことをつらつらと書いていきます。
SREのAI活用
観測範囲で使っていない人はいなかったが使っている領域は結構様々だったなと思います。コーディング部分だけを任せている人やクラウド操作の補助というケースが多い中で全てをAIでやっているという人もいました。信頼性を高めるよりもまずは機能開発重視でやっているらしく本番で検証というスタンスの場合はアプリもインフラもどっちの実装もAIにやらせた上で運用もAIにしてしまうことが可能な世界なようです。超アーリーフェーズであればそもそもユーザーが1人とかであるのでこういうパターンもありなんだなと気づきました。
アイディアを持った人がシステムをまるっと数日で作れる世界で且つ運用もそれなりに出てきるとなると競合が一瞬で生まれてくることも増えるだろうしそういうところに勝っていく必要があるんだなと改めて感じました。
未知の未知
これも若干話したこと。既知の未知とか既知の既知の課題はAIに聞けば一瞬で解いて枯れるので未知の未知、仮説を立てて進めていくための能力が必要だよねという話をした。仮説を立てる->実験する->新しい知見を生み出す みたいなサイクルを回していく必要がある。エンジニアの価値はコードを書くことではなく、まだ誰も答えを知らない問いを発見し、検証するになっていく。大変ですね...
SREの採用
SREが持つスキルはAIに依って委譲がしやすいので採用は減るのかなと思っていたのですがそんなことはなさそうだと感じました。
o11yを設計時点で取り込んで障害対応もAIで自動化されていく世界になって1社あたりのSREは少人数化するのかなと思っていたのですが採用の話とかを聞いていてもそうではないようでした。ビジネス的に正しく動いていないことに気づくのに必要なo11yの実装、信頼性を上げるためのシステムリアーキテクチャ、SLI/SLOを組織で実践していくためのコミュニケーション。そういったSREが必要だよねみたいな話をしていました。同時に元々SREってそういう人たちなんじゃないんだっけ?ともなりました。トイルの改善やインフラ仕事というのはもうAIで代替していってより難易度というか調整が必要なタスクをやれるようになったという背景があるじゃないかなと思っていたりします。
作らない・閉じる大事さ
AIで早く作るは簡単になったがじゃあ運用誰やるんだという話ですね。DBのマイグレーションやらEKSのアップデート。LLMのEoL対応などAIにそのまま投げれるわけではないものがある以上誰かしらが運用の面倒を見る必要があります。大量に作られていくとそれだけ運用の手間がかかっていきます。何かを作らないという判断や作ったけど運用に手を回せないなら閉じるという判断が必要だよねという内容ですね。
地域コミュニティ
Tamachi.sreとして地域のSREコミュニティ事情について話す会というのを企画しました。広島、京都、福岡のそれぞれのコミュニティの主催の方とtamachi.sre、SRE NEXTから登壇をしてもらいました。SRE NEXTではRoad to SRE NEXTというのをやっていて地域でコミュニティができると嬉しいよねという話をしていたりしてどんどんと広まっていって嬉しい限りでした。
終わりに
コミュニティからしか得られない何かを改めて感じた2日間でした。いいですね。
