地方エンジニアの学習日記

興味ある技術の雑なメモだったりを書いてくブログ。たまに日記とガジェット紹介。

【ポエム】専任か兼任か

何かのプロジェクトに関わる際に専任の方が良いのか兼任で別のプロジェクトをやりながら兼任でやるのが良いのかについてのポエム。個人的には兼任的な働き方が良いと思っている。

専任か兼任か

兼任のメリットとして「多様な経験を得ることができる」というのがあると思う。デメリットとしては「集中力の分散」やプロジェクトへ割く時間が減ってしまうのでコミュニケーション面でマイナスになることがある(作業のボトルネックになってしまったり、会話が減ってミスコミュニケーションが発生したり)。一方で専任で関わると兼任のデメリットがなくなるが経験を得る機会が減ってしまう。

しかし専任になると経験を得る機会が減るのは本当だろうか?A,Bというプロジェクトがあったとして1年はAをやって2年目はBをやるという進め方をすれば兼任と大きな差が出るようなことにはならなそうである。(もちろん1年でAを抜けれずに2年、3年と浸かりそれ以外のプロジェクトに携われないという場合もある)

こう考えると兼任で発生する集中力の分散やコミュニケーション不足の発生というデメリットがあるのみで専任の方が良さそうに思える

それでもなぜ兼任が減らないのか

企業が10個のプロジェクトを並行に実施する際にじゃあそれぞれ専任できるメンバーをアサインできるかとリソースが潤沢にあるケースを除いては不可能であると思う。プロジェクトマネージャーが3つの案件を掛け持ちしてるなんてよく聞く話(だった)だし専任することで人を増やすことができないケースでどうするかというと何かを兼任することで補う。人手不足だけじゃなく不確実性が高い世の中というのも要因の一つとなっているだろう。

兼任できるようになるには

専任よりも兼任が良いと最初に書いたのは求められるのは専任しかできない人よりも兼任でバリバリと仕事をこなして行く人材だと思ったからである。プロジェクトって大きな単位の話で書いているが並行に進めるのは日々のタスク単位でもそうだなと感じている。

兼任で進めるためには先で挙げたデメリットを減らしていくことが必要であるのだなと思っている。集中力の分散はいわゆるコンテキストスイッチのコストが挙げられるがそれ自体を減らすためにメモを残すとか比較的にコンテキストスイッチのコストが低いタスクを見つけただして切り替えていく(関連性があるものを見つけていく)ということが必要だなと思う。

(おまけ)コンテキストスイッチのコストを減らす

マルチプロセスからマルチスレッドに切り替えることでメモリのコピー量が減ったりグリーンスレッドを使ってコンテキストスイッチ自体を減らすというアプローチがあったりする。これを人間でも何かできないかなぁとか考えている。難しいけどw