この記事はMackerel Advent Calendar 2021 の 24日目の記事です!
ざっくり自己紹介
GMOペパボでインフラ周りのお仕事をメインでやってる地方在住のITエンジニアです。経歴的には5年くらいでほぼほぼインフラエンジニアをやってきました。モニタリングツールとしてはZabbixやGrafanaやCactiなど現場現場で違うツールを使ってモニタリングを行ってきました。
記事の概要
という記事を先日書いていてペパボへは7月に入社しました。そのタイミングでMackerelを触り始めることになったのですがそこで感じたことややったことなどをまとめた記事になります。
社内事例では無くあくまで個人的に使い始めた感想の記事となっております!
感想
過去使ってきたモニタリングツールの中でもダントツで良いなって思っています!!以下は良いなって思っている点です。
- 監視サーバを立てる必要がない
- インストールが容易
- ドキュメントが全て日本語
- プラグインが豊富で実装サンプルも多い
- mkrコマンドが便利
- UIが好み!!(カスタムダッシュボード操作楽々でめっちゃ便利!)
UIがとても好きです。ダークモードで使っています。
やってきたこと
本を読んだ
Mackerel サーバ監視[実践]入門という本を購入して読みました。発売日は2017/8とかと少し古いですが利用事例や用語の説明など入門的な内容から実践的内容まで網羅されており大変ためになる本となっていました。アーキテクチャの話なんかも乗っていて単純い読みものとしても楽しめるのでよかったです。
(ちなみに事前情報なしに本を読んでいたら同僚の@buty4649さんが登場して驚きました。社内事例の紹介でなるほど〜ってなる内容でしたw)
あとは入門記事を書いたりしてました。
自宅サーバの簡易的な監視に導入した
フリープランがあるので使っています。凝った使い方はまだできていないのですが基本的なメトリクスを収集して何も気にせずに外出先から見に行けるのはとても便利です(システムがクラウド上に構築されているは嬉しい)。インストールが容易って先にも書いてますが本当に容易すぎます。電力取ったり部屋の温度とってメトリクスなげてActionでiot系の家電操作して〜みたいなのは考えたりしているのでいつか書けたらいいなと思っています。
またサーバ監視以外にも自宅ネットワークがおかしくなったときもMackerelからアラートが飛んでくるみたいなのも出来たりしますが自宅サーバまでアラートを鳴らしてきたら...って思うとちょっとって感じになってやっていません(笑顔)
プラグインを読んだ
冒頭にも書いていたプラグインが豊富で実装サンプルも多いですが実際に社内で動いていたプラグインのコードリーディング会を実施しました。具体的なメトリクスの送り方の実装を学べたのに加えて実際にどうやってメトリクスを取得しているの?といったミドルウェアやOSの仕組みの部分まで踏み込んで理解できたのがよかったです。
公式リポジトリにもプラグイン集があるので何かしたいって時はここを探してそのまま使うなり参考実装にするなりでさっとスタートできそうです。
プラグインを書き始めた
tcp/udpのソケットが使用しているバッファー使用量を取得するためのプラグインを開発し始めました。コードリーディング会で得た知見とドキュメント多さに助けられて大体1h~でデータの送信までを実装することができました。このお手軽さは本当に素晴らしいと思いました。
golangで実装してますがshell scriptを使えばさらに短い時間でさっと作れたりもするようです。
まとめ
半年しか触っていないですが本当に便利で素晴らしいツールだと感じております!!Mackerel最高!!