概要
SRE界隈のスライドでよく見るけど実は曖昧な理解だっりする信頼性設計とかで出てくる用語の整理。(会話とかで出てくるといまだに脳内変換が必要だったりするw)
用語
- フォールトアボイダンス(Fault Avoidance)
システムやソフトウェアの設計・開発段階で障害や故障の発生を未然に防ぐためのアプローチや技術を指す
- フォールトトレランス(Fault Tolerance)
システムが障害を発生しても、その障害を自動的に検出し、影響を最小限に抑えながら継続的に動作する能力。
- フォールトアイソレーション(Fault Isolation)
障害が発生した際に、その障害を特定の部分に限定し、システム全体への影響を防ぐ手法。
- リダンダンシー(Redundancy)
システムの重要な部分に冗長なコンポーネントを追加することで、単一の障害が全体に影響を与えないようにする設計方法。
- ディフェンスインデプス(Defense in Depth)
障害や攻撃に対する多層的な防御手段を講じることで、システムの信頼性を向上させるアプローチ。
- フェールセーフ
システムの一部が故障しても、危険が生じないような構造や仕組みを導入する設計。 故障した時は安全第一。
故障が発生した場合、一部のサービスレベルを低下しても、運転を継続する設計。
人が誤った操作や取扱いができないような構想や仕組みを、システムに組み込む設計。